「京都から」

 京都から近況報告をします。
長年京都高生研の会計から運営まで支えてくださっていた久田先生が、今年の3月に故郷の名古屋市内に転職されました。律儀な久田先生ですので「京都高生研のこれからの運営はどうなることやら…」ときっと心配してくださったことでしょう。
 北は日本海から南は奈良県との県境までと、京都府は南北に長いのです。私は北部に近い南丹市に住んでいます。(久田先生は南部の城陽市に住んでおられました。)私が京都市内まで出かけて例会を組織するのは物理的に無理ですので、当面の京都高生研の集まりは私の居住区域を中心に気軽に集まれる人たちにまず声をかけて例会を行い、そこから京都市内にいらっしゃるKA先生やKI先生、SU先生、KO先生に声をかけていこうと考えました。
 そんな折に、たまたま別々の学校に勤める同年代の友人から「カラオケに行かない?」と誘われ、そんな機会のめったにない私はとっても行きたくなって「行きましょ行きましょ!」と、即座に予定を立てて女性3人(I先生FU先生、私)でカラオケに行ったのでした。それぞれ違う職場だったもので、カラオケルームのソファに腰を下ろして「最近どう?」と互いの挨拶代わりに声を掛け合うやいなや、生徒のこと・教育のこと・日ごろ違和感を感じていることなど、途切れることなく話がはずみ、あっという間に3時間が過ぎました。カラオケに誘ってくれた友人は「歌うより発散したわ〜」と言って結局歌わなかったのでした。別れ際に私は「相談があるのですが」と切り出して高生研の説明をし、「この地域で例会をしたい。3人寄れば何かが始まるから、まず私たち3人で始めたい。寄れば元気になるような場をつくりたい。」と言いました。ええよ〜と言ってもらって、とんとんと話は決まり、第一回の例会を6月上旬の夜、私の家で開いたのでした。合言葉は「私たちが元気になることをしましょ」です。寿司折とケーキを準備してまず食べながら気軽に語らうという趣向でしたが、手堅いFU先生がレポートを準備してくださり、4時間にわたる実践交流となったのでした。久田先生も遠路参加され、FU先生の生徒をめぐって議論は深夜に及びました。
 次の例会は8月最後の金曜日19時です。3人に加えてあと1人増える予定です。もしかしたら親子ほど年の違う同僚も加わるかもしれません。みなさま、遠いですがよろしかったらぜひ拙宅までお越しください。
                                 (京都 田中)