今日は遠足の下見で、桜満開の神戸へ行ってきました。気温もかなり上昇し、1週間前には雪の北海道にいたことが信じられないような陽気でした。北海道の話、まだまだ続きます。

「早春の北海道に行ってきましたぁ!」 第3話

朝、7時の目覚ましが鳴る。バスタブにお湯を張ってゆっくり朝ぶろ。睡眠時間は短かったが熟睡したおかげですこぶる快調。会場に向かう途中で、あっさりしたモーニングを食べようと思っていたのだが、なかなか手ごろな店が見つからず、教職員センター近くまで来てしまった。そこには「吉野家」の看板が…。朝から「濃厚」は嫌だなあと思って通り過ぎようとしたら店の中から「西村さ〜ん!」の声。店内には見慣れた顔が3つ。結局、濃厚な朝食を取る羽目になってしまった。
ワークショップもいつもの調子で無事終わり、その後、夏の大会会場である札幌サンプラザホテルを下見させていただいた。全体会の会場も大交流会の会場も大そう立派な部屋である。この会場費を20万で押さえたのだから、是が非でも100名の大交流会を成功させなければならない。書籍も店を開くのによい場所を提供していただけるようである。
さて、下見が終わって南先生の車で札幌駅まで送っていただいた。感謝。これから北見まで、6時間の道のりを帰られるそうである。くれぐれも事故のないよう祈りつつ、我々4名も車窓の人となり、今日の宿泊地余市を目指したのだが、なぜか札幌の市街を抜け、路線が海岸に近付くところに位置する銭函駅で下車。目的は駅前の海賊船という焼肉屋の視察。が、あいにく臨時の定休日で、やむなく海岸沿いの通りを西に歩いて行くと、小洒落たイタリアンレストランが…。
カップルにはお似合いでも、決して男4人で入るような店ではない。でも、ここは夏のプレツアーの下見と称して中に入ってみた。道から店内に入ると階段があって2階に上がるようになっているのだが、階段を上がりきって思わず息を呑んだ。眼前には遅い午後の陽ざしを浴びた日本海が横たわっていたのだ。店内2階はすべての席が日本海の絶景を見ながら食事がとれるようになっており、我々もパスタ&ピッツァにワインをいただき、刻々と移ろいゆく早春の日本海を堪能した。これで、プレツアー2日目の昼食は決まりだぁ(むろん筆者の独断ですが…)。