「二つの県民大会」

沖縄高生研の照屋です。5月6日(ちなみに僕の誕生日でした)、沖縄地方は梅雨入
りしました。
GW前半はカラっとした天気が続いてましたが、先週末くらいから豪雨の日が続いて
ます。
16日(日曜日)は僕の勤務校でPTA総会がありました。保護者が参加しやすいとい
う事で、沖縄では土日にPTA総会を開くケースがほとんどです。ちょうどその日、
普天間基地を「人間の鎖」で包囲する「普天間基地を返せ!人間の輪で普天間基地
包囲する県民大行動」が行われました。周囲約13kmの普天間基地を包囲するため、
3万人を集めるのが実行委員会の目標でしたが、その日も朝から大雨…….主催者発
表では1万7千人集まったそうです。1回目の包囲(2:00p.m.)には2カ所でとぎれ
て失敗。しかし2回目(2:30p.m.)と3回目(3:00p.m.)には包囲に成功したとの
事です。僕は残念ながら参加出来ませんでしたが。
 4月25日(日曜日)は、梅雨入り前で快適な日曜日でした。その日に行われた「
米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と、県内移設に反対し国外・県外移設を求める県
民大会」には小さな子どもたちからおじぃ、おばぁまで9万人近くの人が集まりまし
た。この大会には県知事・名護市長・宜野湾市長も参加。日曜日の午後、いい天気の
時も、大雨の日も、県全域から、あるいは本土そして海外のマスコミを含めて沢山の
方々がこの二つの県民大会に集まって来ました。4月の大会には、伊藤さん(同じく
沖縄高生研)と、伊藤さんの教え子と一緒に僕は参加しました。普段なら30分で着く
場所へ、2時間半かけて着きました。(行きは伊藤さんが運転・帰りは僕が運転)何
もしらない観光客は、
「なんでこんなに渋滞なの?」とレンタカーで思ったかもしれません。
帰りもかなり渋滞して、帰宅した頃にはぐったりでした。ちなみに4月の大会の様
子は地元二紙「琉球新報」か「沖縄タイムス」のHPの動画で見る事が出来ます。知
事・宜野湾市長・名護市長・うるま市長、そして高校生の声明を聞く事が出来ます。