辺野古に新基地、ホントに作る気?


伊藤@羽田空港です。
なんでこんな日にしてしまったんだか、
昨日からバカリズムくんとキャラメルボックスのために
上京していまして、今日の最終で帰ります。
明日のお昼に具志川で栗コーダーカルテットをみるので。
と、相変らずな生活なのですが、最近少し変わったことは、
Twitter普天間系つぶやきで大ブレイクしてることです。

Twitterってなに?って方も多くいらっしゃると思うのですが、
今話題の新コミュニケーションツールで、
普通に生活のなかで、感じたことを呟くのです。
その話題を検索して読んでくれた方が興味を持ってくれると
私のことをフォローしてくれ、フォローしているとずっと私の呟きが届くのです。
よくわからない人はTwitterでググって頂いた方がいいかな。
とにもかくにも、今ですね、全国に、私がなんか書きこむと読んでくれる人が
444人(これまた嘘みたいなゾロ目ですが)もいるんです。

ことの起こりは鳩山首相の来沖でした。
あの時にホントに思ったことを打ちこんでたら
それをどんどん広げてくださった方100人近くいて
(いいと思うつぶやきをそのまま自分のフォロワーさんに
広めるリツイートという機能があるので)
あれよあれよとフォローしてくださる方が増えたのです。
それで、沖縄の基地反対運動をしている同年代の人とも
実際に逢い、活動を共有することができるようにもなりました。

私のような名も無い人間の発信するものがこんなに広がったのは、
マスコミの普天間報道がとてもいい加減だからだと思います。
本当の情報は、本土には発信されていない、
そう切実に感じたのは沖国大にヘリが落ちた時でしたが
例えば、4月25日に行われた普天間飛行場県内移設反対県民集会の模様は、
翌日、沢尻エリカの離婚問題より軽い扱いでした。
本土の人達に聞かれることも、本気だろうかと思うほど
的を射ていないものが多くて驚きます。
沖縄の常識は常識ではないのだと改めて思う日々です。

普天間の話は、あまりにも沢山のファクターがあるので
一度に書くことは難しいのですが、
日米合意が辺野古沖とされ、
閣議決定の署名を拒否した福島瑞穂社民党党首が、大臣を罷免された今、
取り急ぎ皆さんに伝えたいのは、
辺野古には絶対に作れない、ということです。

そもそも辺野古移設が合意されたとされる(この経緯もメチャクチャなんですけど)
14年前から、政府は辺野古に杭一本打てていません。
反対運動が凄まじいからです。
沖縄って、反対の人ばっかりじゃ無いでしょ?
お金もらって賛成している人も沢山いるんでしょう?
と言われることも多いですが、賛成派なんてほとんどいません。
いるのは容認派です。
生活が苦しくて、容認せざる得ない辛さを抱えた人たちです。
本当に地元が受け入れてるんだったら、
こんな壮絶な反対運動が続くわけがありません。
追い出されるはずです。
そうならないのは、容認派の人たちも、忸怩たる思いと後ろめたさを感じているからです。
辺野古は、そうやって分断されているのです。

辺野古に作る新基地には一兆円だかニ兆円だか、かかるそうです。
最新鋭の基地は維持費が普天間の百倍かかるらしいです。
それは、ほとんど日本の税金から支払われます。
アメリカは、オンボロで使えない普天間を返すから、
新しい基地を作れと言ってるんです。
整備不良の13年落ちの中古車をやるから
新車を買えと言ってるのです。
ほんとにそれでいいんでしょうか?
そもそも海兵隊の抑止力なんて嘘っぱちです。

ヒートアップしてしまいすみません。
搭乗時間が近づきました。
とりあえずこのへんで。
沖縄高生研の伊藤が、羽田空港より、iPadでお送りしました。
(衝動買いしちゃいました!)