でっかいどうほっかいどうの2回目です

阪高生研の西村です。月いちペースで書こうと自分で心に決めていましたが、2月は過ぎるのが早かった。で、もう月末です。
今回は少しだけ北海道の話が出てきます。“タイトルはでっかいどうほっかいどう”ですが、話は“ちっこいどう”でごめんなさい。
骨太の話を読みたい方は「大阪高生研ブログ」に、昨夏の全国大会で夜の交流会に出演くださった写真家の長島さんの「阪神大震災の記憶」の記事があります。全部を読んだわけではありませんが、最初から感動もんです。

「でっかいどう ほっかいどう」 第2回 「ビールのこと」
「これからは、お酒は一種類しか飲んではいけない」などと言われれば、迷わず“ビール”と応えるだろうと、椎名誠みたいなことを考えていた。とはいえ、正確に言うと“ビールのようなもの”である。諸般の事情で、家で飲むときは酒税法で定められている“ビール”というものに、とんとお目にかかったことがない。それでも、夏場の暑いとき、のど越しを楽しむには十分で、ぼくがこよなく愛するYビールなんかは、かえって夏場には濃すぎたりする。でも冬場は…。ところが、最近この“ビールのようなもの”をおいしく飲む方法を開発した(そんな偉そうなものでもないが)。シークワサの果汁を少し入れるのだ。これにて安くておいしいビアカクテルのできあがり。
さて、味にはてんで無頓着なぼくが、初めて北海道にスキーに行ったときの記憶である。同僚と2人、ニセコで滑っていたのだが、両人とも大のビール好きときているから、滑っては飲み、飲んでは滑りを繰り返していた。ニセコは山を挟んでスキーサーカスができるので、いつも滑っていたゲレンデとは異なるゲレンデのホテルに入って一服。いつものようにまずはビールを注文し、期待をこめて一口。が、ほぼ同時に2人は顔を見合わせた。いままで飲んでたビールと味が違うのだ。しかも明らかに不味い。グラスにはこともあろうかA社のネームが…。
別にこんどの大会が札幌で行われるからといって、おべんちゃらを言ってるわけではない。4社の銘柄のどれでも注文できるなら、迷わず星の付いたやつを選ぶ。K社とA社のものしかなければとりあえずK社だ。A社はいけない。A社の売れ筋、ASDが好きだという人の舌を信用しない。とはいえ、飲んでしまえば同じだけどね。沖縄で飲むOビールとか、中国で飲む青島ビールほどの落差はないが、気候風土にマッチしてか、北海道で飲む星マークはとくに旨いように思う。で、北海道に行ったときかなりの頻度で通うのがSビール園だ。が、地元の人に言わせればおいしいところを知らないものが行くところだそうだ。じゃあ、おいしいところに連れてってくれ〜!
この夏、北海道へ行ったら、おいしいビールをたらふく飲みたいなあ。