新しい「高生研」への議論を!

 いよいよ札幌大会がすぐそこまで来ました。すでにこのブログでも議論がなされていますが、今年の全国大会における高生研総会は、2012年以降の組織問題は中心的な議題になります。
組織検討委員会として、2012までを「移行期間」と位置づけてどのように準備するかを中心に案をつくりました。以下が議案書に掲載される「案」です。
まだ委員会内でも議論がし尽くされておりません。組織活動の内容についても具体的なことにはあえて触れていません。皆さんの「熱い」議論とボランタリーな行動で「案」を確かなものにしてください。事前準備をよろしくお願いします。(組織検討委員会・絹村俊明)


2012年以降の全国高生研のあり方と移行期間の活動について(案)
2010年8月8日
組織検討委員会
                         
はじめに  新しい「全国高生研」ができるまで(移行期間)
新しい「全国高生研」(組織名は継承)が正式発足する第1回総会(2012年)まで、仮事務局を組織し新「全国高生研」発足準備にかかわる実務について責任を負う。
1.新しい組織の原則
○有志による活動方式
これまで全国常任・書記局がとりまとめてきた全国大会の企画・運営、機関誌編集・発行、会員通信の編集・発行などの組織活動は、ボランタリーに立ち上がる有志グループ(委員会)で行う。
○全国会員はこれまで通り個人単位で加入する。
○会員は地域単位・テーマ別単位の高生研サークルをつくり、実践と研究の相互交流をすすめことができる。ただし、これまでのように「支部」名称をとらない。
2.新しい組織の骨格
○新しい全国高生研の立ち上げに際し、会費・機関誌購読料などについてそのあり方・徴収のしかた含めて再検討する。(2012年総会までに完了する。)
○総会は従来通り、大会開催時に行い、最高決定機関である。
○これまでの全国委員会は、「高生研全国フォーラム」(仮称)とする。
「フォーラム」は従来の公開講座と同じような学習の場という位置づけと、全国高生研の機関活動について討論する場という位置づけをする。
○事務局を置く(2名)。
事務局長(地域サークルの連絡調整・全国フォーラム準備)、財政・会員登録担当、※全国大会・機関誌・会員通信のそれぞれの有志グループ(委員会)は必要に応じて事務局と連絡を取り合いながら独自に活動をすすめる。
3.活動内容
○全国大会  各地域サークルまたは地域サークルが協同して、もしくは地域サークルを超えた有志グループで立候補し、「全国大会実行委員会(仮称)」を組織して全国大会を準備・運営する。
○ 機関誌 
機関誌を発行したい個人が集まって「機関誌編集委員会(仮称)」を組織して機関誌を編集・発行・販売・配布をする。
○会員通信
会員通信を発行したい個人が集まって「会員通信編集委員会(仮称)」を組織し、会員通信を編集・発行・配布する。
4.・財政について
○全国大会と機関誌はそれぞれ原則的に独立採算制とする。
○会費でまかなう範囲は、会議費、会員通信発行費等全国組織を維持・活性化するにあたっての費用
5.今後のスケジュール(移行期間における活動)
○2010年総会:新しい組織原則・骨格・活動内容等について討議・決定
さらに
(1) 仮事務局(事務局長と財政・会員登録担当)を2010年総会で承認
(2) 仮事務局が上記有志グループへの立候補参加を呼びかけ、立候補者のとりまとめをする。
(3) 立ち上がった有志グループはそれぞれがどういう方針で活動をするかを議論し、活動方針案を2011年総会で提案する。
(全国大会の企画・運営グループは、2013年全国大会案を提案する。)
(4) 各グループの責任者と仮事務局は相互に連絡を取り合う。
○2011年総会:活動内容、規約改正、会費・機関誌代について討議・決定
 この間、引き継ぎ・準備としての移行期間
○2012年総会:新体制の発足