「組織問題:ぼくの思い」part2 

阪高生研の西村です。札幌大会まで1週間を切りましたね。昨年、受付担当だった私は、この1週間前あたりが申し込みが最も殺到した時期で、大変だった記憶があります。今年も現地は最後の追い込みで大変だろうとお察しします。無理せず、元気で大会をお迎え下さい。
現地の方には申し訳ありませんが、今年の全国大会は気ままに参加させていただきたいと思っています。それでも、私には大きなミッションが2つあります。1つは、大会初日の大阪企画の交流会の「北の大地で考える戦争と平和『沖縄とアフガンをつなぐもの』 ゲスト:比嘉 靖さん(沖縄高生研)西谷文和さん(フリージャーナリスト)」のコーディネーターを担当すること。(内容は、そのうち当ブログに掲載予定)大阪は交流会2本立てで仲が悪いのかと思われるかもしれませんが、後から企画した上記の交流会を開くにあたり、先に「若者たちの“社会的排除”を防ぐ」〜巣立ちのときを支える旧札幌星園高校のとりくみから学ぶ〜 北海道大学大学院 市原 修さん(30日付当ブログ記事参照)を企画していた首藤先生が快く了解してくれたおかげで実現した2本立てです。その「北の大地で…」をやりたいと言い出したのが私なので、コーディネーターとして抜擢されました。責任重大です。
2つ目は、最終日の総会で組織検討委員会の提案する「2012年以降の全国高生研のあり方と移行期間の活動について(案)」(25日付当ブログ参照)を支持し支援すること。そのために、遅ればせながら先月より組織問題について当ブログでも自分の意見を述べています。今月は「どんな組織にしたいか」を述べたいと思います。その前にこの1カ月の間にうれしいお便りが2つありましたので紹介します。1つは大阪の佐藤さんが大阪高生研ブログhttp://osaka-kouseiken.cocolog-nifty.com/blog/(7月10付記事)で紹介した新潟高生研の活動の記事。もうひとつは皆さんのお手元にある「全国高生研通信」に掲載の熊本高生研・白石陽一さんの「高生研全国委員会に参加して」の記事。ここでは紙面の都合上2つの記事の内容は割愛しますが、全国組織を維持したいと願う私にとって、大変心の励みになりました。
では、具体的に「どんな組織にしたいか」ですが、私は昨年末の第2回組織検討委員会で、滋賀の藤本さんが提唱した「各地域での運動を活性化させる組織」に賛同します。そして、12年で解散する常任委員会の位置づけ「本会の最高の指導機関」(全国高校生活指導研究協議会会則より)に代わって、新しい組織の事務局は「各地域での運動が発展するように支援する機関」と藤本さんが位置づけたことを支持します。そして、組織実態としては、当ブログ7月12日付で佐藤さんが具体的に提唱しているように「会員数5倍」とまでは考えてはいないけれども、この2012年問題をきっかけに「組織を維持する」ではなくて「組織を発展させる」、即ち会員数の拡大を目指したい。近頃、大阪高生研やおまかせホームルーム研究会が、ことあるごとにこだわっている「ピンチをチャンスに」が実現できる組織改編を目論んでいます。それが実現できるか否かは、現在、高生研に関わるみなさんの意気込み次第。そんなみなさんの思いを支援したいと、私自身は考えています。