新しいサークル活動の模索の時代

みなさん、こんばんは。大阪の首藤です。組織問題検討委員のみなさん、ありがとうございます。私自身はいまのところ以下のように考えています。これは大阪で議論したというわけでもありません。総会には出席して意見は述べたいと思っています。

いよいよ大会まであと5日となりました。

昨日、最後の実行委員会現地会議が行われ、最終的な打ち合わせと確認をおこないました。
ここにきてようやく大会の全体的な体裁がととのってきたという感じです。
あとは「ぶっつけ本番でなんとかする」という、きわめて北海道的(?)な展開になってきました。
現地での実行委員会の会議もこれまで9回やってきましたが、ほぼ毎回のようにメンバーが入れ替わり、なかなか継続して協議を重ねていくことが難しかったです。やはり本州の県が四つ分以上の広さの北海道各地に実行委員がちらばっており、なかには片道車で4〜5時間というメンバーもいるという状況のなかでの実行委員会現地会議の運営は予想以上に大変でした。
それでも、なんとか大会参加申し込みも110名をこえ、北海道の参加者もまだ未登録の方も含めるとすでに40名をこえています。
そして、なんといっても心配していた「夕べ(大交流会)」の参加者もどうやら目標(というか約束の)100名に達しそうです。
これも、ここまでさまざまなかたちで関わり、支えてくれた全国と現地の実行委員会のメンバーのおかげだと思います。
あとは、全国から参加された先生がたに、北海道に来て良かった、北海道で大会をやって良かったと思われるよう、全国大会本番を成功させることです。
皆様のご協力・ご支援、最後までよろしくお願いします。
現地では昨日の現地会議から、もう大会本番が始まっているという気持ちで最後の取り組みをすすめていこうと確認しあいました。
ここで連絡とお願いですが、大会直前の5日(木)の午後13時から大通り西12丁目の高教組センター会議室で、実行委員会の直前準備作業をおこないます。全国大会参加予定の方で、この準備作業に参加できる方がおられましたら是非ともご連絡をお願いします。
この日は16時から札幌サンプラザで販売図書の検品作業も行う予定です。こちらからの参加でもOKです。
また、大会初日は午前9時から会場準備にとりかかります。こちらもこの時間から参加・協力いただける方がいましたら、お願いします。
大会成功まで、あともうひと頑張りです。よろしくお願いします。(川原茂雄)
(連絡先・skawahara1217@nifty.com)

「組織問題:ぼくの思い」part2 

阪高生研の西村です。札幌大会まで1週間を切りましたね。昨年、受付担当だった私は、この1週間前あたりが申し込みが最も殺到した時期で、大変だった記憶があります。今年も現地は最後の追い込みで大変だろうとお察しします。無理せず、元気で大会をお迎え下さい。
現地の方には申し訳ありませんが、今年の全国大会は気ままに参加させていただきたいと思っています。それでも、私には大きなミッションが2つあります。1つは、大会初日の大阪企画の交流会の「北の大地で考える戦争と平和『沖縄とアフガンをつなぐもの』 ゲスト:比嘉 靖さん(沖縄高生研)西谷文和さん(フリージャーナリスト)」のコーディネーターを担当すること。(内容は、そのうち当ブログに掲載予定)大阪は交流会2本立てで仲が悪いのかと思われるかもしれませんが、後から企画した上記の交流会を開くにあたり、先に「若者たちの“社会的排除”を防ぐ」〜巣立ちのときを支える旧札幌星園高校のとりくみから学ぶ〜 北海道大学大学院 市原 修さん(30日付当ブログ記事参照)を企画していた首藤先生が快く了解してくれたおかげで実現した2本立てです。その「北の大地で…」をやりたいと言い出したのが私なので、コーディネーターとして抜擢されました。責任重大です。
2つ目は、最終日の総会で組織検討委員会の提案する「2012年以降の全国高生研のあり方と移行期間の活動について(案)」(25日付当ブログ参照)を支持し支援すること。そのために、遅ればせながら先月より組織問題について当ブログでも自分の意見を述べています。今月は「どんな組織にしたいか」を述べたいと思います。その前にこの1カ月の間にうれしいお便りが2つありましたので紹介します。1つは大阪の佐藤さんが大阪高生研ブログhttp://osaka-kouseiken.cocolog-nifty.com/blog/(7月10付記事)で紹介した新潟高生研の活動の記事。もうひとつは皆さんのお手元にある「全国高生研通信」に掲載の熊本高生研・白石陽一さんの「高生研全国委員会に参加して」の記事。ここでは紙面の都合上2つの記事の内容は割愛しますが、全国組織を維持したいと願う私にとって、大変心の励みになりました。
では、具体的に「どんな組織にしたいか」ですが、私は昨年末の第2回組織検討委員会で、滋賀の藤本さんが提唱した「各地域での運動を活性化させる組織」に賛同します。そして、12年で解散する常任委員会の位置づけ「本会の最高の指導機関」(全国高校生活指導研究協議会会則より)に代わって、新しい組織の事務局は「各地域での運動が発展するように支援する機関」と藤本さんが位置づけたことを支持します。そして、組織実態としては、当ブログ7月12日付で佐藤さんが具体的に提唱しているように「会員数5倍」とまでは考えてはいないけれども、この2012年問題をきっかけに「組織を維持する」ではなくて「組織を発展させる」、即ち会員数の拡大を目指したい。近頃、大阪高生研やおまかせホームルーム研究会が、ことあるごとにこだわっている「ピンチをチャンスに」が実現できる組織改編を目論んでいます。それが実現できるか否かは、現在、高生研に関わるみなさんの意気込み次第。そんなみなさんの思いを支援したいと、私自身は考えています。

大阪発大会交流会のご案内その2

高生研第48回大会北海道大会 8,6 Fri夜の 交流会企画(2本)のうち本日はその2のお知らせです。同日・同時開催で、どちらに行くか悩ませそうですが・・・。大会参加の方、ぜひご検討ください。
北の大地で考える戦争と平和『沖縄とアフガンをつなぐもの』
 ゲスト:比嘉 靖さん(沖縄高生研)西谷文和さん(フリージャーナリスト)


8月7日(土)に西谷さんが北海道で講演すると聞きつけ、急遽開催が決まった緊急企画。『沖縄とアフガンをつなぐもの』です。比嘉靖さんは、元沖縄高生研代表。「沖縄の苦しみはどこにも押しつけない」のが県民の気持ちと訴えます。一方、戦時下のアフガンに取材を敢行し、ルポを送る西谷さん。「私たちは、平和は当たり前の空気のようなもの、と感じているかもしれない。しかし世界には『戦争しか知らない子どもたち』がいる。そしてその子どもたちを空爆する米軍は、沖縄から飛び立っている」と告発します。沖縄・日本とアフガンはどうつながっているのか・・。比嘉さんには問題別分科会でも教育と沖縄の今を縦横に語っていただきますが、お二人のコラボはここだけ。興味が尽きません。
◆とき:8月6日(金)18:30〜20:30
 21:00〜懇親会 ◎2交流会合同 会場付近のお店で
◆場所:札幌市北区民センター3階 講義室
◆会費:500円 会場費・資料代等に充当
■主催:大阪高生研

大阪発大会交流会のご案内その1

高生研第48回大会北海道大会 8,6 Fri夜の 交流会企画(2本)のうち本日はその1のお知らせです。同日・同時開催で、どちらに行くか悩ませそうですが・・・。大会参加の方、ぜひご検討ください。


阪高生研Presents!! シリーズ『教育と労働と福祉をつなぐ』VOL,3

「若者たちの“社会的排除”を防ぐ」
〜巣立ちのときを支える旧札幌星園高校のとりくみから学ぶ〜


 高生研北海道大会・大阪高生研プレゼンツの交流会のご案内です。この3月に廃校になった札幌星園高校。NHKで昨年と今年、2回にわたって同校の進路指導の様子とその後が紹介されました。(2009年12月「若者たちの“社会的排除”を防ぐ〜巣立ちのときを支える〜」2010年5月ヒューマン
ドキュメンタリー「卒業、しかし・・・高校生 就職難の中で」)。 同校の特徴は、教師、スクールソーシャルワーカー、企業出身のアドバイザーなどそれぞれの専門家による協働の“キャリア教育”です。大阪がこの間研究している「教育と労働と福祉をつなぐ」の1つの事例とも言えるでしょう。外部機関と学校の連携、教師が福祉的視点をもつこと、貧困の渦中にある生徒たちの自己肯定感のありよう・・・など、この交流会では同校のアドバイザーの市原純(北海道大学院生)さんをお招きして、報告と率直な意見交換を行いたいと思います。ふるってご参加ください。

 ゲスト:北海道大学大学院 市原修さん(旧札幌星園高校ボランティアアドバイザー) 
◆とき:8月6日(金) 18:30〜20:30 21:00〜懇親会  ◎2交流会合同 場所はその場で発表 
◆場所:北区民センター(大会会場から徒歩5分) 3階 青年の部屋 
◆会費:500円(予定) 会場費・資料費等に充当 
■主催: 大阪高生研

雨のち…

 昨日から沖縄では美ら島沖縄総体が始まりました。
 開会式はスコールで15分遅れで始まり
 二日目の本日も大雨。
 真夏の沖縄にあるまじき天気ですが
 みなさんを歓迎してますよ。

 インハイに向けて
 島ぞうりの彫刻をさせられて
 教室が血の海に染まるなど
 なかなか大変でしたが
 照屋さんはじめ関わっている方々に比べれば
 なんてことないのかな。
 夏期講習は生徒も教員も駆り出されてるので
 崩壊してますけど…

 私はというと、日曜日まで
 7月22日〜24日に行われた
 NHK杯高校放送コンテスト全国大会に
 生徒6人を引率して行ってきました。

 私は映画研究部の副顧問をしているのですが、
 一昨年が5位、去年が3位で
 初NHKホール(Nコンでは決勝進出すると
 NHKホールで作品が流れるのです。)
 だったので、今年はプレッシャーも大きく、
 また、部活を立ち上げた正顧問の先生も
 転勤してしまったのでどうしたものかと思いましたが
 なんと、準優勝という立派な記録を残しました。
 詳しくはこちらをどうぞ。http://bit.ly/bZ9pcq

 もうひとつ、感動的だったのは、我喜屋くんの勤務校
 沖縄最北端、各学年2クラスしかない辺土名高校の生徒が、
 アナウンス部門で準優勝したことです!
 総生徒数170名ほどの小さな学校の生徒が、
 3800人参加したアナウンス部門で2位になったのです!
 地道に頑張れば、どこにいたってチャンスはあるという
 素敵なエピソードです(^-^)
 
 NHK杯の優秀作品は、8月16.17日に
 教育テレビ朝9:30〜10:15の「ティーンズビデオ2010」という番組で
 ながれますので、よろしければご覧ください(^-^)/

札幌大会総会提出予定の案を見ました

熊本高生研  玉名工業高校 藤川秀一
組織検討委員会提案の「2012年以降の全国高生研のあり方と移行期間の活動について(案)」(札幌大会総会で提案予定)を見ました。
大変すっきりした、私にとってはイメージの浮かび易い原案です。
絹村先生はいろんなことでお忙しいと思いますが、西村先生と共に事務局長・財政担当をぜひ引き受けていただきたいと思います。事務局長と財政担当が固まったら、新しい「全国高生研」の八割方は見通しがついたということではないでしょうか。私も全国大会グループに立候補してささやかにその一端を担いたいと思います。肝心なのは2ないし3年後には交代できるよう次の人を着実に育てることではないでしょうか。熊本高生研の風通しの良さは、この20年くらい代表・事務局長が2・3年毎に交代しているからではないかと思います。
「高生研全国フォーラム」(全国委員会を改称予定)参加者の旅費の件については、距離的に遠い道・県から来る人には是非補助が必要です。現在の全国委員会の旅費を各県2名まで支給するというのは、2名の県代表に支給する意味ではなく、例えば、熊本高生研から旅費をもらって何名も参加するというようなことになると、全国高生研の財政はパンクするので、そうならないように支給人数を限定するという意味ではないでしょうか。新しい「全国高生研」においても、旅費補助は各県何名に限定するか、県内に複数の高生研サークルがある場合は、輪番制にするかなどの検討が必要かもしれません。
全国大会の総会の議論が盛り上がり、各グループ(全国大会・機関誌・全国通信の3グループ)への「やってもいいよ」という声が沢山でることを期待します。 では札幌でお会いしましょう。